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建築板金雑学講座

皆さんこんにちは!
有限会社銅春、更新担当の中西です。

 

さて今回は

~1滴の漏水も許さない現場力~

どんなに美しい建物でも、雨漏りひとつで信頼は崩れます。
その最前線に立つのが、板金職人の雨仕舞い技術です。


️1. 雨仕舞いとは?

雨仕舞いとは、建物の隙間や接合部から雨水が侵入しないようにする処理のこと。
板金では特にの部分が重要です。

  • 屋根と壁の取り合い

  • サッシ廻りの水切り

  • 笠木・パラペット

  • 棟・谷樋・軒先

これらは構造的にも複雑で、“仕上げの最終防衛線”です。


2. 板金雨仕舞いの基本構造

基本の考え方は「雨を受けない」「溜めない」「逃がす」☔

  • 雨水を“上から下へ”自然に流す勾配設計

  • 継ぎ目の重ね方向を雨筋と逆に取る

  • シール材ではなく板重ねで止水する

「シールで止めるな、形で止めろ」

これは、先輩板金職人の口癖です。


3. 現場のテクニック

  • 谷樋:最低でも幅300mm以上。中間で継がない。

  • 軒先:水返し曲げをつけて、風上への吹き上げ防止。

  • 笠木:内側に勾配を取り、外壁伝いの汚れを防止。

  • 壁際:捨て板・水切り・防水シートの3層構造で対策。

11月は結露が多く、
内部からの“水蒸気侵入”にも注意が必要


4. 点検・補修・再施工

雨仕舞いは「施工後の管理」も重要。
ビスの緩み、コーキングの劣化、板の浮き。
定期的な点検で早期補修を行うことが、長寿命化の鍵です


5. まとめ

雨仕舞いは、建築板金の真価が問われる技術
見えない部分にこそ、職人の美学が宿ります。

「一滴も通さない。それが俺たちの誇り。」

雨の降る11月、
屋根の上で金属を打つ音は、
建物を守るリズムそのものです

 


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